正面玄関の左隣には黒豆のキャラクタが
篠山城北方に位置し、旧篠山町の役場として大正十一年に上棟、翌十二年の春から平成四年三月までの約七十年間、町役場として機能した。
歩兵七十連隊の兵舎にならったレンガの腰台、屋上にそびえる火の見櫓と風見鶏などレトロな外観は独特の存在感を示している。
明治・大正の代表的な洋風建築として末永く保存再利用するため、平成五年、装いも一新されて「大正ロマン館」として再生されたのである。
以後、篠山観光の中核を担ってきたが、平成十八年七月、外観、売店、レストランの改装が行われ、明るく清潔感の漂う施設に生まれ変わった。
観光案内コーナーには地図やパンフレットなどが入手でき、売店では丹波篠山の特産品を使ったお土産物、
レストランでは丹波篠山の特産物を使った地元篠山ならではのメニューが用意されている。篠山のぶらり歩きに疲れたら、
室内の休憩コーナや、中庭などでのんびりと一休みできる。篠山に訪れるとき、まずロマン館によって観光情報を入手されてから、
観光を楽しまれることをお奨めしたい。
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