京都から姫路に通じる国号372号線の篠山を通る部分が「デカンショ街道」と 名づけられているように、「デカンショ」は丹波篠山の代名詞となっている。その起こりは「ヨーオイヨーイ、デッカンショ」で 知られる「デカンショ節」であり、さらに、それを超有名にしたのが篠山夏の一大ページェント「デカンショ祭」だ。 デカンショ祭の起源は意外に新しく、第二次大戦後の昭和二十七年の夏から始まった。それまで、旧篠山町内の 各地域で行われていた盆踊りを一つに統合して、篠山町の総盆踊りとして開催されるようになったものである。 祭りは盆の15・16日の二日間開催され、メーンイベントの総盆踊りだけではなく、 小中高生のパレードや歌手のライブなども開かれる。 |