信州"あんずの里"で見かけた風景。

 
あんずの里
 

●あんずの花

 
あんずの里(更埴市)にある禅透院。あんずの里界隈はむかし屋代郷ともいわれ、戦国時代に村上氏の一族屋代氏が割拠していた。屋代氏の家紋は、本宗村上氏と同じく"上の字"。この寺には、"上の字"のバリエーションがそこかしこにあった。
●鞠挟みに上の字●丸の内上の字●隅入り角の内に丸の内上の字



四月中旬になると、あんずの花が咲き乱れるあんずの里。里内にある信濃三十三ケ所めぐりの六番札所-観龍寺の寺紋は桔梗であった、美濃との縁があるのだろうか。信州の村々には、道祖神がヒッソリと佇んでいるのに出会うことが多いのも、なんだか優しい。
●札所の桔梗紋●歴史博物館でみかけた道祖神