筑前国-櫛田神社



博多祇園山笠で有名な、博多-櫛田神社。



 

祭神は大八幡主神・天照大神・素戔啼神。伝によれば天慶四年(941)に山城国の祇園社を勧請したのが創祀という。商人の町とよばれる博多の町の真ん中にあり、その博多の商店街の外れ(博多駅から行けば入り口)に鎮座している。境内はさして広くなく、「博多祇園山笠」で知られる神社だけに立派な「飾り山笠」がドーンと飾ってあったのが印象深い。
●櫛田神社の標●商店街から入って振り替える●神紋が据えられrた蔓幕
 




昔、「博多っ子純情」という懐かしい漫画があり、それには、櫛田神社の祇園山笠が物語の情景に欠かせないものになっていた。櫛田神社の神紋「木瓜」は胡瓜の切り口とされ、祭礼の間はキュウリを食さなかったと、「博多っ子純情」に書かれていたのが今も思い出される。
●境内の「飾り山笠」●堤灯にも神紋●清道の標、山笠はここから発する