不思議スポット




京都蚕の社(木嶋神社)
三本足の鳥居
境内の元糺の池に立ち、司馬遼太郎の『兜率天の巡礼』にも登場した。足が三本なのは何かを「封じ込めたため」とする説が有力。
・2006年10月08日
京都北野神社
角のある狛犬
天満宮は鬼門の方角に立てられることから麒麟など角のある聖獣と関係が深くなり、角のある狛犬が天満宮に多いのだという。 ・2006年10月28日
京都上賀茂神社
神を迎えるという立砂
祭神が最初に降臨した場所が円錐形の山であったことから、その形をまねて盛り砂をするようになった。浄めの砂・塩の始まりでもある。 ・2006年10月28日
近江甲賀
佐治城近くの社
小石を積むという行為は神社と関わりが深い行為で、神社の淵源に関わるものという。いわゆる玉砂利に通じるものである。 ・2006年12月16日
但馬粟賀神社
子連れの狛犬
子連れの狛犬は結構多いという。実際に目の当たりにすると厳めしい狛犬だけに、なんとも微笑ましい気分になってくる。 ・2006年10月28日
京都本能寺
火除けの「能」の字
本能寺はよく火災に遭ったことから、能の「ヒヒ=火火』を嫌い、「火」「無」に通じる「ヒム」と書くようになったという。 ・2007年07月16日
大和小泉庚申堂
門前のくくり猿
くくり猿とは手足をくくられた猿で、庚申さんの使いである。人が欲心にとらわれたとき、くくり猿がコントロールしてくれるという。 ・2007年07月25日
大和郡山城
石垣に使われた石仏
戦国武将は築城に際して、領内の石仏や墓石を容赦なく集めて石垣の材料とした。まことにすさまじい限りだが、合理的てはある。 ・2007年07月25日
播磨伊和神社
御手洗を支える天の邪鬼
天の邪鬼は毘沙門天に踏み付けられた姿が一般的だが、実際、いろんなところで縁の下の力持ちとして頑張っている。
・2007年08月15日
山城大山崎神社
多宝塔跡の礎石群
元治元年(1864)の蛤御門の変で、焼失した多宝塔の礎石だけが残ったもの。初めて見ると、まことに奇妙な石組みだ。 ・2007年08月25日
大和唐招提寺
参道子院の鬼瓦
魔除けと装飾を目的とした役瓦の一つで、魔除けの効果を高めるためにより恐ろしい造形にすることが多い。 ・2007年11月03日