●倉敷
まちの中を運河が流れ、その両側に古い蔵屋敷がならんだ静かなまち(観光客がいなければ)。大原美術館、
紡績工場の跡地を整備したスクエアガーデンんど行ってきました。司馬遼太郎の小説に「倉敷のだんな」
という面白いのがあります。行く前に読んどいたら、けっこういいかも。
●津山
アクセスはJR姫新線でトコトコと行くか、車を中国自動車道津山ICまで走らせるかといったとこですね。
ここにもお城があります。桜の頃は抜群ですよ。その城跡に作陽高校というのんがあって、友人が通学して
たんですねー。よく高校をサボッて姫新線でぶらぶら行ったことが懐かしいですねー。津山城の最初の城主
は、本能寺で信長とともに討ち死した森蘭丸の一族でした。そのあとお家断絶、その後におなじみ松平氏が
入って明治維新を迎えたとか。先だって、鳥取から、大山、蒜山を越えて行ったんですが、岡山方面から行
くよりもおすすめの道ですね。もっとも時間のある方はということですが。
●勝山町
中国山地に抱かれたまち。このまちには「御前(GOZENN)酒」という酒蔵があります。岡山藩主池田氏の御用達だ
った銘柄とかで、もちろん飲みました。さっぱりとしたいい味でしたねー。ここは酒蔵の見学もさせてくれますよ。
ここ勝山町の近くには、神庭の滝、湯原温泉などがあります。また、大山にも近いので2泊3日位の予定で出かけ
てみられたらいかがでしょう。うまい酒に、神々しい滝、そしてゆったり温泉なんていいじゃーありませんか。
●岡山市
このまちへ来たのは、ほとんど仕事ばかりでしたねー。だから岡山城にも後楽園にも行ってません。昔、ここ
岡山にある某印刷会社で打合せをした後、そこのT部長さんの自宅でマージャンをすることになってまして、よく徹夜を
しました。その時に奥さんが作ってくれはったカレーが本当にうまかった。岡山市ではこれが最高の思い出かも
しれませんねー。あの部長、元気にしてはるやろか?
●高梁市
このまちへ行ったのはもう20年前のこと。京都駅から夜行列車に乗って米子まで、そこで伯備線に乗り換えて
井倉というまちで一泊。ここ井倉には鍾乳洞があります。井倉のちょっと上の新見市にも満奇洞という鍾乳洞
があってあの八つ墓村の撮影の舞台にもなったとききました。次の朝また汽車に乗って着いた町が高梁ですね。
ここは板倉氏の城下町。松山城という城が残っています。高梁川の清流も格別でした。備中の板倉氏といえば
山田方谷ってひとが幕末にいましたねー。越後長岡藩の家老だった河井継之助が教えをこうた人ですね。ここ
らのはなしは「峠」という小説を読んでください。4年ほど前ここを通ったんですが、うれしいことにほとん
ど昔のまんまでした。